恋と音楽Ⅱにモロハシに - かわいくて斬れない
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恋と音楽Ⅱにモロハシに

有難いことに観劇できました恋と音楽Ⅱ!いやあ観てよかった。やっぱりいいもんですね舞台って(水野晴郎的な)
千秋楽を終えた今、一応大阪公演が先に予定されていますがネタバレとか気にせず隠さず感想を書いてしまおうと思います。大したことは書きませんが未観劇かつ大阪での観劇を予定されている方がもしいらっしゃいましたらご注意を。



基本万年金欠の私としては、見に行ける回数というのはせいぜい一回二回程度で、そうなると舞台は後半の方に見に行きたいタイプでして。
前に舞台の話で「ずっと続けてるとルーティーンのようになってきてしまって、新鮮さを保つのが課題になってくる」と吾郎さんも言っていたように、慣れていない頃の良さ、というのもあるんだろうなとも思うんですが…後々の方になって役や空気が染み込んだ後の熟成されたものをどうせなら味わいたいという。同じ商品なのに奥の方のを手にとってしまうような、小市民的な考えなんですが。

特に今回のようなミュージカルだとよりそうしたい。何故なら吾郎さんは確実に公演中の間に歌唱力が進化するからです。
もうね、素晴らしかったですね!歌声聴いて「歌手だ…」と思いました!!(SMAPは歌手です)
一緒に観劇して下さった方も「前回観劇した時(この公演を)より歌が良くなってる」と仰ってましたし、前回の恋音を見た時もまったく同じ事を仰ってた方がいたので、やはり毎日人前で歌い続けることのボイトレ効果というのは半端ないんだろうなと。
更に、前回の恋音(これも後半観劇)よりも歌は進化していたように感じました。前回の歌も素晴らしかったんですが、パンフを見ると今回の楽曲は前回で得意な音域が分かったから吾郎さんの歌いやすいキーの曲になっているのだとか。ありがとう佐山さん!!
しかしそれだけでなく、もっとこう、声を楽器のように鳴らせるようになっていってるというか…
共演者の方それぞれ歌が本当にお上手で、真飛さんはもう流石宝塚としか言いようのない凛として美しい歌声だし、北村さんも流石劇団四季としか言いようのない迫力ある自在な歌声だし、小林隆さんなんて古畑とか新選組とか色々な所で姿をお見かけしていましたが「専門の方ですか!?」というほど伸びやかな歌声だし、相島さんもバンド活動なさってるとのことで歌だけでなくハーモニカも吹ける芸達者ぶりで、もう皆さん本当にベテランのすごい方々なんですよ。
技術的な事を言えば、吾郎さんはベテランの方に比べると歌い終わりのキレとか安定感に関してはまだ改善の余地があると思うんです。もちろん完璧、からあえて差し引くとしたらですよ。
しかしそういう未完全さを含めても、吾郎さんの歌声は五人の中でちゃんと対等に存在できる歌声でした。
ファンの欲目と言われてしまうとそれまでなんですが、吾郎さんの声はとにかく甘いんですよ。私がこんな風にネットに出没して吾郎さん吾郎さん言い出すようになったキッカケも、吾郎さんの歌声が甘すぎて錯乱して書き込んだのが始まりなのでまったく罪深い甘さです。
そこに綺麗でわざとらしくない、穏やかなビブラートが加わってもう溶ける!溶けますよ!?と思わず腰を浮かしかけるほどのシルキーボイスなわけですよ。私個人的にこの系統の甘さで吾郎さん以上の歌声の持ち主を知らないので、もっと皆吾郎さんの歌声のヤバさに気づくべきだと思いますと思い続けているんですが(?)、とにかくなんていうか異質な甘さなんですよ。いい意味で浮いていて、それが主役の歌声として無二の価値として舞台に華として存在できてる。
凛として力強い女性らしさを感じさせる真飛さんの歌声と、甘くてそれでいて孤独な吾郎さんの歌声の対比で歌われるララバイは絶品でした。
力強く強引な父親の小林さんと、「お父さんに従います」とおぼっちゃまな息子の吾郎さんが歌う組み合わせに対して、押しの強い母娘の北村さんと真飛さんが歌う組み合わせに分かれて歌われる劇中歌もすごくらしくて面白かった。

何より、始まってから何だか感動してしまったんですが、主人公の真壁は本当に普通の人なんですよね。
冴えないサラリーマンで、それがミュージカルに出会って、友達ができて、紆余曲折あって…というとても平凡な一人の男を、すごく誠実に、当然に演じられている。
また途中北村さんとソファーで添い寝(添うというレベルじゃないものの)のシーンがあるんですが、ここがアドリブポイントらしく、北村さんに「魔法をかけちゃうぞ~」と言われて「そんなんじゃかかんない」と妙に可愛い口調でハードル上げるシーンなんかもあったんですが、なんていうか「ずっと役に入ってたのにそこだけ素に戻った感」がないんですよ。スイッチ音がうるさくないというか。
観ていると真壁という人間そのものなのに、自然に自由さを出せるというのは、なんていうかただの憑依型でなく「どこかに冷静に見ている自分もいる」という吾郎さんの演技スタイル(本人発言)のなせる業なのかなあと。
忙しい中で舞台に毎年立って、毎回新しい要素のある演目に挑戦して、それを真摯にこうして演じてる吾郎さんは、なんていうか偉いなあと思いました。舞台の上にいるのは平凡で、不器用で、臆病な真壁以外の何物でもないから。
舞台が終わった後キャストの皆さんが出てくる時はそれぞれ特徴があって、真飛さんはさっきまで普通の女性に見えていたのにいきなり本人として出てきた途端オーラがバリバリになってすげー!と思いましたし、北村さんは女優さんオーラが、小林さんは俳優さんのオーラが、相島さんはバンドの皆さんの所でハーモニカを吹き鳴らしてとにかく派手な、という感じで本人の存在感に戻るんですが、トリで出てくる吾郎さんの出てき方がもう超素朴で。
スタスタスタ、って例のピーンとした姿勢での早歩きで舞台中央まで出てきて礼、という、何も勿体ぶりもしないし何も飾りもしない、「出てきた」というだけのすっごい「素」なんですよ。そこがすごくツボでした。もう舞台の内容がメインで、中の人たる稲垣吾郎はおまけなんだろうなと。吾郎さんの中で見せたいものとして。
そのまま挨拶も終わって、鳴り止まない拍手の求めに応じて一人で出てきた時も、「皆さん今日はありがとうございました」「この後はシアターオーブの方に行かれるんですか? 僕まだ見に行けてないんですけど」「気をつけて帰ってください」とか何とか色々言ってくれる時の言い方がなんていうか照れくさそうというか、もしょもしょしててそれが激可愛かったんですよ。もう大変だよ。そんな可愛くて大丈夫なのかと。

そんな感じでハイクオリティな、まったく大満足の舞台でした。
劇中で言われていた「虚構だってかまわない、それを見て明日からまた頑張ろうと思える、一時の夢を見せてくれる、それがミュージカルの素晴らしいところなんだ(ニュアンス)」という言葉通りの、ああこんな楽しい気持ちを味わえたから明日からまた頑張れるなと思えるような。
最後に前回にも使われていたメインテーマが歌われるニクい演出なんですが、そこにも歌われているような「これはよいものだ」的なテーマとしてのミュージカルの描き方、もっとセンス悪く言うと現実の甘酸っぱさやビターさを綺麗に華やかに彩って落とし込ませてくれるミュージカルというメタファーの救済…みたいな前回今回通したテーマを考えると、今回の演目は前回のものより全体的に進化してると思いました。
鈴木さんという人はとても誠実な人なんだろうと劇を見てると思うんです。なんていうか劇がちゃんとしてるんですよね。全体にまとまりがあってとても楽しい。
舞台のパンフレットは今回鈴木さんと吾郎さんの対談が掲載されてて、それがとても読み応えがあって面白かった。
吾郎さんは役者として監督や作る人の素材になれればいい、と言い切っているだけあって、作る人に対しての開き方というか、向き合い方がやっぱりちょっと違うような。もちろん組んできた期間が長いというのもあるでしょうけど、心的なものが開かれてる感じがしました。この感じが「役者」としての「素」なのかもしれない。対談のところに載ってる二人の写真とか、なんか信頼関係が見えるようでいい写真ですね。

ただ恋と音楽をこれからも続けていけたらいい、と吾郎さんが仰られたようなので、全力で私もそれを期待したいし観たいんですが、一観客として今後これにバリエーションを持たせていくことは可能なのか!?ということがすごく気になります。
今回の恋と音楽は前回よりも本格的なミュージカルになっていました。というのも前回はミュージカルの作曲家のさしづめ先生(吾郎さん)とプロデューサーの浅野さん、決まらなかったミュージカルの主演女優がそっくりそのまま出てきたかのような謎の女の真飛さん、という感じで「歌うことが不自然でないシチュエーション」が劇として作られた後に歌うんですよね。
それに対して今回は真壁たち三人がどういう経緯でミュージカルに関わり出会うのか、まで初っ端から歌で始まり、劇と歌が一体になっています。
で、この二作続けてやってきたテーマを見ると今回が完成形になってしまったような感じがするんですよ。
というのもミュージカルという手法で、ミュージカルというテーマを扱った演目じゃないですかどちらも。
ミュージカルを演っているんだというメタ的な視点が根幹にあるんですよ。
私の中でミュージカル、といえばディズニーです。歌うから。あの人達いきなり歌い出すじゃないですか。「魔法にかけられて」でもネタにされてましたけど、そこで歌う必然性がないのに歌うんですよ。ときめいたら歌うし泣きたくても歌う。
パンフレットでも触れられていましたが、セリフだと長いシーンで描かなければいけない所を歌だととてもシンプルに表現することができる、という効用があることを鈴木さんと吾郎さんが話してました。
ミュージカルで歌というのは表現方法なんです。美女と野獣が愛に目覚めるのも二人でダンスするのも、歌で表現することで普通に「知らされる」よりとてもロマンチックになる。
歌に限らず、受け取った時の実感としてインパクトに残るのは具体的なものよりも抽象的なものですよね。タイタニックもBGMと共に船先で二人があのポーズやってるシーンだけで強烈に印象に残っている。そういったシンボルというのは具体性が増せば増すほど、人の無意識に訴えかける力を失うものなんだそうです。
なぜ歌うのかとかどうして飛ぶ真似をそこでしたのかとかは関係なく、自由にそこに在る表現。
そういうなんていうか固有的な感じというか、そういうのとは別のベクトルのミュージカルだなと。
今後続いていくとして、そのメタ的な、なんていうか理性的な機構から脱皮してザ・ミュージカルな感じになっていくのか?いけるのか?と思うと今後がとても楽しみです。
あと劇中の人間関係もすごく客観的な感じというか、たとえ恋愛的な関係を描いていても常にホームな感じがつきまとう印象を受けてたんですが、今回は今まで見たのでは一番ラブストーリーだったのでそっちの進化も楽しみです。
それにしてもボキャブラリーが貧困すぎてひどいですね。それで批評とかおこがましいにも程があるんですけどね。反省します。(反省すれば済むと思っている)


そんな夢の舞台を観た後すぐモロハシ2が放送されてもう吾郎沼に頭からどっぷりです。いやもうこの沼に永住したい。ここはなんて居心地がいいんだ。(電波)
前回撮った時から数年経ってますが相変わらずモロハシ先生のビジュアルは絶好調です。いつ何時どのシーンでも美しい!眼福!眼福です!
前回の話からちゃんと続いてて、親太朗くんとか木村さんが出たのも嬉しい演出ですね。再放送見てないので「わあ元気そう!」みたいなほっこりとした気持ちになりました。
そして無駄に温泉シーンもあってもう本当にありがとうございます。まさか混浴、と思ったら隣に入ってたのが松方さんでファッ!?となりましたけど。松方さんのガタイの良さ&黒さと吾郎さんの色白さ&細さの対比がなんかイヤラシイ!風になびく髪!ああ美しい!まぶしい!吾郎さんがこの世に生まれてきてよかった!(壮大)
その温泉シーンも実はストーリーに関係あったシーンだったという。サービスシーンじゃなかったんだ。
全体的に前回よりスケールアップした話で、これからどうなるの!?という謎やスリルがいっぱいですごく面白かったです。出演者のバランスがいいですよね。なんか気持ちよく見れる。
吾郎さんがドラマで怒るシーンって毎回あちこちの実況で「激おこ」とか「ブチギレ」とか、とにかく「怒ってる」っていうコメントがバーッと沢山つくのが印象的で、それだけ吾郎さんの怒りの演技ってなんか伝わるものがあるんだと思うんですよ。私も毎回見入ってしまいます。
怒りというか、感情の表現ですね。その辺の繊細さが堪能できるのはなんといっても心療中ですけど。最終話とかもう固唾をのみっぱなしですから。
舞台は舞台で素晴らしいものですが、ドラマもドラマで繰り返し見れるのがいいんですよね。やっぱり役者の仕事してる吾郎さんは別格です。
7月はあと信長のシェフで光秀様に会えるし、27時間テレビもSMAP司会と色々ありますな。吾郎さんのお仕事の益々の充実を祈って~、イヨーッ、(破裂音)
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