ここではないどこかへ、貴方ではない誰かへ - かわいくて斬れない
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ここではないどこかへ、貴方ではない誰かへ

何だか心療中を2週まとめて見るのが癖になってきていますが、再来週はいよいよ最終回なので来週は!再来週にまわすなんて事は無いと思うんです!(知らねえよ)
という訳で心療中9話からこっそりじっとり感想を書きたいと思うのですが。

電話する天間先生、舜君のカウンセリングが終わった後にカップルカウンセリングをしましょうという打ち合わせ…という事は、次回の舜君のセッションでは親も受けに来るんですかね。大変だなあ。やっぱスクールカウンセラーだし、どんだけ働いても仕事の多寡関係なく給与は一定なのかなあ(汚い疑問)
すると電話の最中、娘が家の前で堂々と例の彼氏と待ち合わせてる所を目撃。うほwwww想像以上にヒップホッパーwwwwチェケラーwwwww(好きですよHipHop)
朔夜君リサーチによると「処女の割に積極的っしたwww」的な事を言ってたらしいですが、笑顔で迎えに来てくれるなんてそこそこまともそうじゃないですかアハハ。(心ない発言)実際はそこまで調べてなくて作り話で煽ったのかもしれないですが、まあ何にせよDJである事は間違いない様子。いやだって服が。
しかし失礼ながら、相変わらず娘の子はダントツで野菜泥棒ですね。周りが上手すぎるってのもあると思いますが。そのせいで娘が天間に学校の情報を教える設定が有耶無耶になったのでは…(邪推)
慌てて電話を切り、「とも…」と娘の名前を大声で呼び止めようとするも、顔を歪めて室内に顔を向け「香苗!香苗、智花どうなってるんだよ!」と踏み止まる。
母親に子供の事は全部任せる、という了の親としての姿勢は現代社会では批判を受けそうですが、字面そのままの放任主義では決してないんだな、というのが見てると分かります。了は了なりに子供を愛している。
母親は近くで常に、父親は離れてたまに、子供に接触し影響を与えるべきだという教育方針なんでしょう。過去のトラウマや自己肯定の低さから、自分があまりにも深く干渉するのは避けるべきであるという劣等意識が子を育てるという行為に対してあるのかどうかは分かりませんが、何にせよ邪魔だから見ないようにしているなんて事は決してない。
その証拠にカップルカウンセリングでは香苗も知らなかった智花の一面を語ってみせ、父親参観にちゃんと出席していた事が明らかになりました。
その姿勢は決して間違っていないと思うんです。了は子供に自立して欲しいんでしょう。そう願うのは親として健全な願いであると思うし、遠くから見守りつつ間違った道に進もうとしていればちゃんと諭してもいる。理想的な父親です。もしかしたら自分の父親の人格が受け容れられないが故の、自分はそうなってはいけないという戒めかもしれません。

それが何故こうなっているのか、うまくいかないのか。これが人間関係の難しい所ですが。
おそらく了が娘の逢引場面を目撃したのは決して偶然ではなく、智花は父親が診療室で仕事をしている事が分かっていて、そこから見える位置でこれ見よがしに大声を出し彼氏を呼び、わざと了にその場面を見せつけたのでしょう。
これは母親の浮気にも、今回解決したと思われる蓮君の浮気症にも関係がある事ですが。つまり娘のこの彼氏と付き合う心理は、恋人が居ながら浮気をしてしまう心理とちょっと似てるものなのかなあという話です。
浮気といっても、相手の事を「微妙」と思っていて「早くこいつと別れて別のいい人見つけたい」というような別れる前段階としての二股状態はここでは浮気に含めないという事で。
香苗も蓮も、本命の相手(了と奈々)とは別れたくないと思っている上で浮気をしていました。
そういった浮気のよくある言い訳としては、一般的に言うと男性なら「つい酔った勢いで関係を結んでしまったが後悔している。ばれたくない」女性なら「浮気相手に気持ちが傾いているけど、どうしても今の彼とは別れたくない」という感じの内容をよく見ます。
男性は肉体的興奮や現在の相手とのマンネリ化など、即物的な状況が理由になる事が多いのですが、女性の場合は「優しかったから」「いい人だから」「寂しかったから」とリリカルな理由を挙げてくる事が多い。気持ちが伴っているのですね。
しかしそうして現に気持ちが傾いていながら、今の彼とは別れたくないと言う。こういった主張を他人から見て「なんで?結婚している訳ではないのだから、浮気相手の方に傾いてるなら今の彼と別れてそっちと付き合えばいいじゃん」とアドバイスしたりするのですが、本人にとってその指摘は至極まっとうでありながら、全く的外れなものらしいのです。色々調べている中で、全く同じ内容(心が傾いている浮気相手が居るが本命と別れたくない)で知恵袋に相談した記事を見つけたのですが、質問者の女性に対し多くの解答が寄せられた中で女性がベストアンサーに選んだのは浮気相手に走る事を罪ではないと勧め許容する解答ではなく、その女性がした事が彼にとってどれだけ酷い裏切りか、貴方がどれだけ酷い人間なのかという事を痛烈に批判した解答でした。多くあった、浮気相手を選ぶ事を勧める解答は全スルーです。
悪いのは全部自分だと、申し訳ない事をしたと思いながら浮気相手に気持ちが傾いていると言い、しかし本命とは別れたくない、2つを続けられるなんて虫のいい話は考えていない浮気相手の方と別れて本命との関係を続けていきたいという、浮気をした女性に見られる一貫した主張。(あ、結婚後の不倫は問題外ですよ)
一見お前は何を言ってるんだ?としか思えない破綻した動向ですが、どうやら女性の本能にはこういった側面があるらしいのですね。
というのも、一説によると男性が皆マザコンであるように女性も皆ファザコンらしく、それを前提としたお話になるのですが、まず女性は物心がついた頃父親に猛烈に恋をするのだと。別に額面通りの恋じゃないですよ。そこから派生する行為等予期など、その感情が複雑化する前段階の萌芽のようなもの、異性という存在に何かを託すような、なんて言うか根本的な話だと思います。そして、思春期になると他人の男へとその恋心が向けられる。
この時、浮気が起こらない状態での相手は、その時点ではまだ「他人」止まりなのだそうです。娘が父親に気を使い恋をしないなどあり得ないから。つまり、父親から他人の男へと対象が移った後、その他人の男への「父性の要求」がスタートするのだそうですね。
父性、つまり自分が何をしようとも、父で居てくれる事。どんなに叱っても、最後には守り許してくれる事。
浮気という行為において何より気持ちのいい瞬間とは、浮気している最中の背徳感のあるセックスなどではなく、浮気が本命にバレて尚且つ許された後のセックスなのだそうです。
滅茶苦茶な話だとは思います。というか私自身他人を死ぬほど好きになった経験など無いし父親の事も「ああお父さんだな」としか思わないので全く未知、無自覚の感覚ですが、理論として確かに説得力が無くもないと。
結局人間が異性を求める本能の根源は子孫繁栄にあり、最終目的である子という存在を成す為の、異性は「父親」である訳ですから。そこに求める先が父性に行き着いても何らおかしな話ではない。
その父性を試す最たるものが浮気という、星の数ほど存在する他人の男の中から折角選んだ一人以外にあえて振れに行く究極の裏切り行為なのだと考えればまあ、そういうもんかー業の深い生き物だなー。とニヤつく気持ちぐらいは湧いてきます。
まあこれもかなりの極論であって、人間関係に確固としたデフォルトなど無いですし、結局あくまで本能の話ですから浮気行為というものが理性で本能を抑えきれず我欲に走った所詮鬼畜の所業であるという事実は変わらないのですけどね☆

だから好きなのに浮気をする心理としてこの説でいくと、浮気後のいざこざや目も当てられない泥沼、下手をすれば警察沙汰等、あらゆる修羅場が待ち受けていると分かってはいても、出来るなら、出来る事なら浮気をバレたい…と思っているのが奥底に眠る罪深い本音であるそうで。
出来ればカミングアウトして、色々あって、でも許して捨てずにいて欲しいと。
そして更に酷い事に、そうしてカミングアウトする時は須らく浮気相手の説明を「本命より全然格下の、全く自分を大事にしてくれない最悪な相手」というような描写で行うものなのだと言うのです。
何故ってその方がふざけんな度が増すでしょう。ああ恐ろしい。

香苗は非常に分かりやすいですね。というかつくづく馬鹿な女です。そこまで堕ちる勇気も無く、行く前に待ちきれずカミングアウト。しかし何も出来ず「ホテルは別の部屋を取ったわ」、結局何の意味もなく実質の伴わない浮気をしたという事実だけを残し関係を抉らせただけ。縋るように「寂しかったって言ったら信じてくれる?」と白々しい捨て台詞を吐く事しか出来ない。もう最初から負け試合ですよ。
せめて自分に素直になり一度外れた道を一旦渡りきって、真正面から自分の選んだ夫と対峙して戦ってさえいれば、どれだけ行為の上で自分勝手でも好きなだけ香苗を許せたのに。要求する癖に見てないんだもん。何かを差し出す事も出来ない。でも何だかんだこうしてボロクソに否定しまくるのも、僕の愛なの~♪(撲殺天使のメロディー)
問題は智花ですが、飛びついて抱きつくほど懐いているのに泣きながら「ざまあみろ」と邪魔をした振れ幅といい、父親に見るからに素行の悪い彼氏をアピールする事といい、反抗期というのとは若干ニュアンスが違う気がするんですよね。結局親離れ出来ていないというか、父親に依存している。父親→他人の男という健全なプロセスに至っていないように見えるのです。
それが、兼ねてからの「この人は本当に私の父親で居てくれるのだろうか」という不安を現実にする「離婚届」という「父親の役目を放棄する可能性の具現」を目にして、最高潮に心が不安定になっているのでしょう。
結局これは健全な親子関係を築けなかった子供が不健全な異性関係を築くケースに繋がりやすい事を示す、端的な描写なのでしょう。神妙な気持ちになります。
やはり了が悪いのか…?しかし悪意はないのです。辛い環境に育ち耐え、誠実に生きようと、触れ合おうとした結果のこれが罪ならば、全ては悲劇でしか無いのではないでしょうか(ショボーン)
声を掛けたいけれど、掛けられない。父親だから掛けたいのに父親だから掛けられない。もどかしい。

で、連君です。何だかサワヤカな終わり方で、青春って感じでいいですね。
連君の浮気は上記の意味で女性的な感じがしますが、結局父親を愛しているのにその感情を抱く事が許されない抑圧が浮気という裏切り行為に向いていたんでしょうね。それだけ奈々の事が好きで好きで仕方なく、父親の事も好きで好きで仕方なかったという事でもあるのでいかんともしがたく。
別に奈々に父性を求めてる訳じゃなく、母性でも父性でも、とにかく愛が深すぎて「自分を見捨てない愛情」を貪欲に奈々へ求めていたのでしょう。
その行為に泣き喚き、攻撃しながらも「全て許したい」と天間に対し泣いた奈々は本当にいい女だ。連君には勿体無いんじゃないかな(辛辣)
結局、自立出来てないって事ですから。自立するにも愛が要るって事なんでしょうけど。それで自立してる人が地獄を見る謂れは無いと思いますしぃー奉仕精神なんてクソ喰らえですしぃー(クズの顔) 奈々ちゃんが連君の事どうしても好きっていうなら仕方ないけど///
「奈々さんによろしくお伝え下さい」と去っていく連君に声をかける天間先生の声音も「やれやれ」って感じでなんかもう爽やか。風を感じたぜ。

そんなそよ風をせき止める香苗たん…どどど、どうしちゃったの香苗たん!お野菜落ちたよ!wwww
そこに遭遇するのが何と…朔夜君ッ!うはwww心療中ムカつくランキング上位二人の共演www濃いwwww濃いよォこの画、何かが口から出そうだァーーーうげェーーーッwwwww(イカれたテンションですみません)
奇しくも自分がわざわざ撮ってきたMRIで天間先生にやらせた事(天間命名「犬」)を特に何の義理もない奥方に訳も分からず階段下でやらされる朔夜きゅん。香苗たんったら無自覚に夫の復讐をwwwテラワロスwwwww
「うちの妹もすぐ物落とすんですよ。落ちる音が楽しいって」と少し遠い目をしてフォローする朔夜君。10話を見るとしんみりしますね。女性には優しいんだな君は。やはり妹の件があるからなのか…
拾って渡すと、ポカーンと無言で受け取った後、「貴方、こないだの患者さんよね?」とまじまじ顔を覗き込んで質問する香苗。えっ今の行為ノータッチ?華麗にスルー?お、お礼とか…謝るとか…説明とか…あわわ…
はい、と肯定すると「ごめんなさい!怪我とか…あの、天間、最近…私のせいなの!」と身を乗り出す香苗に、「いえ、僕のせいです!僕が先生の大切にしているものを踏み躙るような真似をしたんです」と朔夜君。
「じゃあ、天間は悪くないのね?…」香苗たん、自分の所為で天間が失敗したんじゃないと分かりなんだか残念そうですね^^(穿った見方)
「天間先生はいい先生です。これからも助けてもらいたいと思っています」うるせええええどの口が言うんじゃあああ(狭量)
そうですよね、香苗はあの現場を見ていたんでした。上手いなー脚本。
なんかもうホント天間先生は不憫ですね。本人はひたすら傷付けて預かり知らぬ所で「いい先生です^^」とか。損な立場だなあー。フォローしたからって口に出した言葉が消える訳じゃないんだけどなああーーー(ガキ)

そんな朔夜君が待っているのは双子の美波ちゃん。ていうか本当に双子で良いんですね?てっきりDVとかが辛くて別人格を作って逃避してるんだとばかり思ってましたよ。どっちも「彼氏頭いい」アピールするしなんか発言に穴があるし。
今回も代わりにDVされたと言いますが、彼女の腹部に痣が無いとは言い切れない訳で。しかしまあ来週の朔夜君の「しかるべき処置」発言も併せて、あとは片付くだけなんでしょうか。
証拠を作るために彼女を囮にした彼氏のやり口に天間先生は顔を曇らせてましたがね。死んだらどーする!
核心をついた言葉に泣いて立ち上がる美波ちゃんに「みゆさんに何かあったら連絡して下さいね」と声を掛けるも無言で出て行く。
それをふと追ってドアまで行けば、そこに待つ彼氏は朔夜君。嫌な予感的中!って感じでしょうか。類似した特徴に人間性を欠いた小賢しい手、やはり貴様かああーーー!
何を言おうとしたのか、とりあえず扉を開けようとして、そこに唐突に強引に現れる香苗。
「どうしたの?診療は終わったんじゃ…」じゃねーよ言い忘れがあったかもしれねーだろうがそういった不確定な診療の事情をお前が知る必要もどこにもねーだろうがしゃしゃってくんなよおおおお!もおおおおお!
と思わずキーッてなりましたが、要するに香苗の言ってる事は嫉妬ですね。見苦しい類の。そして続くのは自己保身の為の責任転嫁のオンパレード。突然のつっかかりにわけわかめの了が問えば、さっき深山先生のセラピーを断ったと。
つまり負けた自分、悪い自分、みじめな自分を見るのが耐えられなくて逃げた事、それすらも認められず了につっかかってきているという事ですね。あはは。あははははは。(目が死んでいる)
「これから、どうすればいいのか、考えなくちゃ」
「だから美紀子先生の所に行ってるんじゃないのか」(もっともだ)
「了!セラピーは、万能じゃないわ」
おまwwwwその効能を体感する前に逃げ出しといて何を言いやがりますかーwwwww
それでいて「了が美紀子先生の所に行くのはすごく良い事だと思うわ。美紀子先生が救ってくれますようにって、祈ってるわ」とか必死に涙を堪えて気丈に夫の事を想う妻、みたいなテンションで言ってくるとかマジなんだこの女!クソッたれーーー!!!(さっきドラゴンボール見てました)
もうニコッとした去り際の笑顔が憎らしゅうて憎らしゅうて。私はクズは許せる、私もクズだからな、しかしクズの自覚を持たず自分が善良であると信じ込み自らの存在価値を周囲に依るようなタイプのクズは許せん!悔い改めろおおお!!(負け犬の遠吠え)
一連の了の表情がまた良い味出してます。無言の演技渋い。ていうかこのシーンの天間先生特にイケメンすぎ夏目くん?夏目くんレベル?(恋愛偏差値)
10話で心療中ムカつき選手権トップだった朔夜君がまさかの転落を見せた今、香苗たんが首位独走状態に…はわわ…

という訳で10話。
前回で核心に触れた感じで、ああ光君はこれで終わりなのかな~と思っていたらこちらもまさかの番狂わせ。
甘かった。僕は馬鹿だったよ。電話の例えでのお母さんに対する「何だ…コイツ」という感想等、まだ謎は残っていたんだね。でも美紀子先生の所で「多分虐待されてるんでしょうね」って言ってたのがそこの説明の役割を果たしているんだと思って納得していた。
まさかこんな深みにハマっていくとは…。
「実の兄にそんな感情を抱いてる時点で、罪です。罪人です」
「違うっつってんだろ!嫌われてねえよ!」
兄ちゃんは悪くない、母親が土壇場になってランクが一つ上の高校を受験させたから。と感情面では兄>母なのか。
それでも支配度は絶対的に母の比重が大きいのが見て取れます。
どこまで嘘で、どこが素なのか。
「こちらに来る患者さんは皆、本当の事は話しません。こちらに探らせる。だけど…、君みたいな患者さんは…今まで居ませんでした…。 覗き込んでも、そこには何も無い…」
光君の役者さんも素晴らしいですし、天間先生の動揺する演技が素晴らしい。ゾッとする得体の知れなさを感じさせます。
ううん、でもあの涙は嘘じゃなかったんだと思うんですが。前回別れ際に素を見せてしまって、だからこそ今回は背を向けたまま話し、隙を見せないようにしていたのかと。
人は普通、記憶も認識も何もかも、自分に都合のいいように捉え、思い込むものです。事実は変わらず、現実は認識した時には確定している。それでも人の数だけ世界は違う。
光君には厳然たる「事実」「環境」「現実」だけがあって、それを歪める、そして実際に変えていく「我」がない。香苗と真逆だ…(余計な一言)
そういう点で、天間に近い部分があるのかもしれない。結局美紀子先生に言った通り、「自分」が何よりもわからないんでは…。いや、何もかもわからないのですけど。
これで終わりとか認めませんからね!人身御供に例えられた家族関係とかもスッキリしてくれないと納得出来ないんだからねっ!

続いては連続登場、朔夜君。
ラスボスかと思いきやとても綺麗な着地を見せました。うう…一時期は、というか最初からこれまで癪に障るなんてもんじゃなかったが、良かったね…(涙)
結局ヤンキーがタイマン後に分かり合うように、お互い弱い所をさらけ出したからこそ分かち合った体当たりコミュニケーションだったんですね。強くないと出来ないですね…。私むり。BAD COMMUNICATTION。大人になれない。なりたい。(反省しろ)
全体的にグイグイ押していく天間先生がかっこいいです。「何だか変わりましたね」のニヤリ顔がずるい大人っぽくてキュン!
妹の事です、という言葉と続く具体的な説明に、あれなんだっけ?いや何となく話の内容的に絞られてくるけど8歳って、よし確かめてくるわ、と一旦見終わった後過去の話を確かめ、落ち込みました。8歳って…orz
絶句しながら顔を覆い、それでも「一体…ッ何を計算しろって言うんだ!」と感情的に叫ぶ天間先生に救われました。「そう言ってくれたのは先生だけです」という返しも泣けます。
マックとケンタも…。こうして核心が分かってから見返すと、初期の段階でも天間先生は物凄く鋭い質問をビシビシ飛ばしてるんだという事が分かりますね。優秀ってもんじゃない。
もうなんて言っていいやら、やるせなさすぎる吐露に視聴者も絶句の中、天間先生も怒りやら悲しみやらで沈黙していたのですが。おもむろに、周囲が期待する朔夜君の特別さを、珍しく崩れた口調で「港区の人口と同じくらいじゃないですか」と、大したことないんですねとコケにする天間。
生まれて初めて言われる言葉に何て反応していいのか分からない、初めて見せる顔をする朔夜君。それに対し少しだけ天間が口角に笑みを乗せると、崩れるように吹き出して、泣き笑いをする朔夜君という一連のやりとり、演技がもうなんていうか泣いた。
「妹さんはどうしますか」と静かに尋ねる天間に、返される反応は刺のとれた素直なもので。憑き物が落ちたようだ。そうか、セッションとは憑き物落としなのですね(京極堂?)
一緒に生きていきますと。施設に入れたくなかったのは、他人は信用出来ないから。朔夜君は完璧主義なのですね。完璧主義は疑心暗鬼と表裏一体です。わかるなあ。私は完璧にならないならいいやと諦めるタイプの完璧主義ですがね(酸っぱい顔)
それで何故妹を殺すしか無いと思ったのかという問に、まともな大人になる為には、人は子供時代を十分に過ごさないといけないんだと言う。
子供の時に子供である事を許されなかった人は、どう大人になればいいのか分からない…。妹が居ると、僕は子供で居られないとずっと思っていた。けど、もういいんです。僕に足りないのは子供時代ではなく、人として成熟する事だったんです。
そして、どうしてそう気づいたのかという問いに、「今です。先生と話していたから」と。
目を見て言われ、静かに、ささやかに天間が零す微笑。
結局朔夜君の求めていたものも、父性…親のような、寛容な眼差し、自分を許し捨てないでいてくれる眼だったのでしょうね。
朔夜君を見つめる一連の天間先生の眼差しの父性ハンパないですし。というか患者に向ける天間先生の包容力すごい。
あと好きな人が出来たんですよ、当たり前じゃないですか、と甘酸っぱい発言をかます朔夜君。なんかDVについては任せるの不安だけどな。
カウンセラーの転移、逆転移って不思議だなーと思ってたんですが、きっとこういう事なんでしょうね。開示には許容が必要で、許容には愛が必要という事なんだろうな。人類愛って深えー。
毎日を生きてみようと思います、と相変わらず詩人な言い回し。そうだよ、厨二は詩人と同義語なんだよ!!(ひらめいたという顔)
「その時が来たら、先生も外に出てみてください。この診療室から出ても、バチは当たりません」
そう言ってくれたのは朔夜君だけです…。(応用)流石タイマンを終えた仲だけあるな。

最後、美紀子先生の所で「分析医なんかじゃなくて、作家だったら良かったのかなーと思うんです。自分の思った通りにみんなを、動かす事が出来るじゃないですか」と微笑む了。
「了君は…患者さんみんなの結末を、ハッピーエンドにしてあげたいのね」
天間先生けなげすぎ泣いた。どんどん抑えていた、無かった了自身の「我」が様々な患者との関わりを経て出てきている。そしてそれはただ優しい。
分析医の線引を語る美紀子先生に、わかっています、という頷き方をした後、「美紀子先生、たまに、外に出てみたいと思った事はありませんか?」
不思議そうに問い返す美紀子先生の視線の中、茫洋と視線を漂わせ、どこか遠くを見つめるその眼差し。何だか、帰れない故郷を羨ましげに見送るような。

予告での美紀子先生の発言、「過去に起こった本当のこと」。先生が診療中見るフラッシュバックは任意に想起可能の記憶ではなく、忘却している中から過ぎるものだったのでしょうか。だとしたら全て思い出した時それが一体天間先生にとって破滅になるのか救いになるのか?
朔夜君が天間先生によって子としての欲求を果たしたように、天間先生も子として果たされなければならないと思うんです。許し、与えるばかりではなく。誰かに許されなければ。
それは美紀子先生では叶わないのでしょう。美紀子先生の診療はなんかビターですからね。
香苗はもうまるっきりガキだし…子供たちも含めて家族にそういう甘えさせる度量あるのは居ないし…
なんか天間先生を甘えさせられる、父性溢れる良い感じのホモ要因は居ないんですかこの世界に?(極論)
とりあえず、万が一セカンドシーズンがあろうと無かろうと、「つづく」みたいな終わり方は勘弁ですよ!ちゃんとクール内で決着を付けて、作品として完璧にして欲しいです!これだけ完成度の高いドラマなんだし…ハッ、また私の完璧主義が…(だまれ)
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